サラダで食べるスイートサラダターニップ
トキタ種苗 グストイタリア ラーパ サラダ・ラティーナ
来歴と調理
カブは古代ローマ時代から食べられていた野菜で貧しい人たちの食べ物とされていました。そのため日本で一般的な形状のカブはイタリアではほとんど発達せず、葉と蕾を食べるチーマ・ディ・ラーパが定着しています。
本種は日本で育種したカブですが、緻密で軟らかな肉質が欧州の人に受け入れられ、ローマの南方、ラティーナ県で栽培の広がっているスイートサラダターニップです。
薄くスライスしてサラダ、ピクルスで食べられています。
特性
肉質は緻密で軟らか。甘味が強く、極上な食味が楽しめ、スライスしてサラダ、ピクルスに好適です。
球形は厚扁円~丸型に良く揃い、表皮は滑らかで、球色は純白に近く、美しい。
ス入りは遅いほうですが、小かぶ収穫を基本とします。
草姿はやや広がり、生育の程度は中程度で葉柄は中太です。
栽培のポイント
種まき:
胚軸が肥大する野菜ですので、直播を基本とします。
株間2~3cmに播き、本葉1~2枚で株間4~5cm、本葉3~4枚で株間12~15cmに仕立てます。
抽だいはやや早い傾向があるので、冬蒔きは避け、春~秋の三季蒔きがおすすめです。
夏まきで、極端な高温や乾燥環境に当たると品質が劣る場合があるので留意します。
肥料:
日当たり、水はけの良い場所を選びます。
肥料は、全量元肥で程度化成肥料ならば1平米あたり150g程度を目安に畝全体に施します。
収穫:
直径4cm程度から収獲できます。
ターニップ、かぶ、蕪、、カブ
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