製造元：トキタ種苗

赤皮・白肉・草勢旺盛で生育早く裂根の少ない一代交配種

ラヴァネロ　ピッコリーノ

トンネルの要・不要や定植などの情報は商品パッケージをご確認ください。

来歴と調理

イタリアでは他の生野菜ニンジン、フィノッキオ等と一緒に供され、オリーブオイルと塩をつけてピンチモーニオで食べられます。

特性

根色は光沢のある鮮やかな濃赤色で色むらが少なく、内部色は白。根形は丸型、直径2～4cmです。直根は細く、非常に良く揃い、他品種と比較して草勢旺盛で生育は早いが裂根も少なく、大型に仕立てても比較的ス入りが遅く、ボリュームのある収穫物をお楽しみいただけます。

栽培のポイント

周年栽培が可能ですが、厳寒期には保温資材、酷暑期には遮光資材を利用してください。高温期栽培ではス入りがやや早くなるので早めに収穫します。軽く排水性の良い土質を好みます。肥料は元肥主体で1平方メートルあたり完熟堆肥2kg、苦土石灰100g、低度化成肥料150g目安に与えよく耕します。肥切れ時は液体肥料を施して収穫間際まで肥効を利かせます。窒素の多用は裂根の原因になります。

種まき・株間・管理A）

条間15～20cm、株間2cm程度の間隔で条まきし、株間4～5cm。

種まき・株間・管理B）

条間15～20cm、株間4～5cmの点播で2～3粒まきで間引いて1株。

収穫

種まき後、生育適温下で25日程度、厳寒期で55～60日で収穫できます。収穫遅れはス入りや裂根が発生する恐れがあるので、適期に収穫してください。