厳寒期に安定供給

べと病に耐病性をもつ晩生品種。

花蕾は極小粒で濃緑色、ボリュームのある極ドーム形です。

芯葉が花蕾を包む性質があり、寒い時期でもアントシアンの発生が少ない品種です。

風通しと、日当たりの良い場所で、播種後十分灌水し、発芽まで乾燥させないように管理します。

セル育苗では、徒長防止のため夕方には床土の表面が乾く程度に灌水するのがポイントです。

本葉2~3枚でポットへ、5~6枚で株間65×45cmに定植します。

元肥~追肥で10a当たりN:20kgP:25kg-K:20kgを標準とします。

花蕾肥大期の肥料切れは、花蕾の小玉化、アントシアン発生を招きます。

排水性、通風性を良好にし、病害の発生しにくい環境を心がけます。

栽培期間が長い作型のため、植物の様子を見ながら、必要に応じて追肥を行うと花蕾肥大が促進されます。

播種後150日程度(定植後約120日)が収穫の目安です。

直径15cm、重さ450~500g程度になります。