製造元：パイオニアエコサイエンス

望郷のエトランゼ。

マウロの地中海トマト　マラケシアンヒップ

トンネルの要・不要や定植などの情報は商品パッケージをご確認ください。

特性

・名前の由来：マラケシュの異国情緒あふれる女性の「お尻」にインスパイアされて名づけられた。
・懐かしさを覚える爽やかな酸味と上品な肉質。
・エキゾチックなブラウンの果色が美しい。
・ピンク系大玉に比べて機能性成分GABAを約２倍、リコピンを約３倍も多く含有。
・果重は80～100g程度、生食向き。
・草勢は中程度、草勢はすっきりしており、採光性が良い。
※萎ちょう病（F1）、半身萎ちょう病（V）に抵抗性。

栽培の要点

・台木はTm-1型を使用する。
・適期定植に努め、第1果房を必ず着果させる（若苗定植は避ける）。
・草勢が強いと裂果の原因になるので、窒素成分を控えめにした栽培を心がける。

栽培注意事項

マラケシアンヒップは栽培条件にて腐れ症状がでることがあります。
芯腐れ症状は外観からの判断は難しいですので栽培管理にご注意願います。
・発生要因
一般的にはホウソ欠乏症状と言われていますが、高温・土壌の乾燥・チッソやカリ成分の過剰・カルシウムやホウソの欠乏・根の活力低下により、発生します。
・対策
土壌水分・ハウス内温度・湿度を極力適正に維持するとともに、カルシウム・ホウソを補給する対策として、PSカル（キレートタイプのカルシウム剤）を追肥・薬面散布するとともに、PSダッシュMEネオ（亜リン酸＋カリ＋微量要素入り肥料）を薬面散布することをお奨めします。
尚、PSダッシュMEネオは、発根促進・花質改善・肥大及び着色促進・徒長抑制・免疫力向上などの効果もあります。