暑さと寒さに強く、収穫期が幅広く、適応作型の広い黒柄系の一本ネギです。

厳寒期でも葉が枯れにくく、太りが優れるため、夏どり冬どり共に収量性が非常に高い品種です。

苗床に深さ約1cm、間隔10cmで作った溝に、スジまきし、土をかけ軽く押さえます。

本葉1~2枚で間引き、株間を3cmにします。

草丈30cm程度、太さが鉛筆程度の苗にします。

※ハウスでのトレー育苗の場合、10月下旬播種は抽苔の可能性があるため、11月下旬~1月播種を推奨します。

引き抜いた苗を、うね間90cm、深さ15~20cmの溝に、枝分かれ部分が埋まらないように林間5cm間隔で植えつけます。

追肥と土寄せは3~4回行い、最後は葉が集まっている首元まで土寄せのみ行います。

最後の土寄せから30~40日が過ぎたころに収穫をはじめます。

うねの端から土を崩して必要な分だけ堀りとります。

とり遅れると、葉の枯れや首割れなどにつながるので注意します。