驚きのボリューム

厳しい栽培環境下で選抜された中晩生種で、根張り良く、湿害などの条件下でも回復力があり、安定した収量が期待できます。

春まきは、発芽を均一にするため地温20~25℃を確保します。

夏まきは風通しと、日当たりの良い場所で、播種後十分灌水し、発芽まで乾燥させないように管理します。

セル育苗では、徒長防止のため夕方には床土の表面が乾く程度に灌水するのがボイントです。

本葉2~3枚でポットへ、5~6枚で株間65×45cmに定植します。

元肥~追肥で10a当たりN:20kg-P:25kgK:20kgを標準とします。

草勢吸肥力が強いため、多肥による過繁茂は病気の助長、茎の空洞症を招く場合がありますので、地力に合わせてコンパクトに作ります。

冬まき~早春定植ではトンネルやマルチを使用し収穫を早め、花芽分化後の高温障害を避けます。

花室肥大期の肥料切れは、花蕾の小玉化、アントシアン発生を招きます。

排水性、通風性を良好にし、病害の発生しにくい環境を心がけます。

15cm、重さ450~500g程度になります。

秋冬どりでは寒風にさらされてアントシアンが発生する場合がありますので、適期収穫を心がけます。