早太りで上物率が高く、収量性抜群、色・形・肉質のよいうまい人参

　丸種　紅映二号人参　（こうえい）

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特性
　夏～冬～春まきと播種期の幅の広い総太り型五寸人参で、耐暑・耐病性が強く低温肥大性、
　低温着色性に優れている。特に黒葉枯病、しみ腐れ病は「紅映」に比べ耐病性に優れている。
　夏まきの場合、播種後80～90日で根長16～18ｃｍ、根重200～250gとなり、
　根色、芯色とも濃鮮紅色で揃いのよい上物率の高い短期多収型。
　葉は立性、濃緑でやや大きめ、首部はしっかりしているので機械収穫での適性も十分です。
　根部は比較的吸収性が強いので、肩部の変色や低温期の痛みは少ない。

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栽培要点
　肥大性に優れた品種ですから、窒素過多になると皮目があらくなり、茎葉も過繁茂となるので注意が必要。
　施肥量は窒素成分で20～30％程度減量する。
　初期生育の早い品種ですから、間引きは遅れないように早めに行う。
　またM・L中心の出荷を目標とするなら、株間は5～6ｃｍの密植栽培がよい。
　晩抽性の安定度は「紅映」に比べやや劣るので、極端な早播きは避ける。

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